唐津街道むなかたは、宗像市を通る約5kmの「旧唐津街道」のルートです。このルートには2つの昔ながらのなつかしいまちなみが残っています。一つは、辻井戸や造り酒屋を始めとする大きな商家など、江戸時代からの建物 が多く残る、筑前21宿のひとつ「赤間宿」。もう一つは、まちに溢れる緑と昔ながらの民家が美しく調和するいやしの風景が広がる「原町」。また、双方で美術が盛んで、個人美術 館やギャラリーが街道沿いで営まれています。
現在、こうしたまちなみを活かしたまちづくりを進めていくべく、灯ろうの設置、道路の美装化などが行われ、原町では「まちづくり協定」に基づいた建物の修景が行われています。また、2つのまちでにぎわい再生イベント「唐津街道赤間宿まつり」を開催しています。今後、こうした取り組みを一層推進していくとともに、来訪者にゆっくりとまちを散策してもらう仕組みづくりや、まちの情報発信に力を入れていきたいと考えています。
拡大地図をご覧になる場合は クリックしてください。